2020年06月17日

野川児童遊園の井戸水濁りと振動の原因究明、コロナ禍での外環工事中止を!野川べりの会が抗議申入れ

東京外かく環状道路の気泡シールド工法を用いた工事により、3月7日から野川(調布市)に致死レベルの酸素濃度の気泡が噴出し続け工事の中止を要求していますが(既報)、さらに、コロナ禍にもかかわらず工事(家屋調査、強制測量を含む)は続けられ、新たな異変が生じています。
 シールド機が直下を通過中の4月6日、野川・入間川合流点傍の野川児童遊園(狛江市)にある深層用観測井戸の地下水に濁り。シールド工事による地下水汚染が疑われ、井戸水や野川などを汚染している可能性があります。また、この児童遊園で振動が感じられました。
 これらのことから、野川べりの会は事業者に以下の抗議申入書を送り回答を求めました。

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2020年4月8日

国土交通大臣 赤羽一嘉 様
[写] 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所長様
[写] 東京外かく環状国道事務所 計画課長 木本悠太様
東京都知事 小池 百合子 様
[写] 東京都建設局 三環状道路整備推進部長様
中日本高速道路株式会社 代表取締役社長 宮池 克人 様
[写] 中日本高速道路株式会社東京支社 東京工事事務所長様
東日本高速道路株式会社 代表取締役社長 小畠 徹 様
[写] 東日本高速道路株式会社 関東支社 東京外環工事事務所長様

野川べりの会/ 調布・外環沿線住民の会


東京外かく環状道路本線シールド工事での調布市隣接の野川児童遊園(狛江市)における井戸水の濁り・振動に関する抗議申入書


 先般、東京外かく環状道路の本線シールドトンネル工事において、気泡シールド工法による野川の漏気に関して、調布市長、調布市議会、当会から申し入れをいたしました。しかし、それを無視するかのように工事は続けられており、今度は4月6日、野川・入間川合流点傍の野川児童遊園(狛江市)にある観測井戸で水質試験用に採取した地下水が灰色に濁っていることを住民が確認しました。4月6日の時点では、ちょうど観測井戸のそばをシールド機が通過中でしたので、シールド工事による地下水汚染が疑われ、井戸水や野川などを汚染している可能性があります。ちなみに、3月9日時点(井戸からシールド機まで約250m)では井戸水は透明でした。
   
 また、翌日4月7日午前11時30分に、野川児童遊園のベンチにすわると、地下からの振動を感じたという住民からの連絡がありました。また入間川の手すりに耳をあてると地下からと思われるカタカタカタカタという連続音が聞こえたとのことでしたが、午後1時には、ベンチの振動も手すりの音もなくなったとのことです。

 3月7日以降、出続けている野川の気泡に加え、立て続けに周辺環境に影響が出ている事態であること、
また、本日8日午前零時を持って、新型コロナウィルス対策の緊急事態が宣言されたという状況下で万が一、住民の緊急避難が必要となった場合の対応が困難であること、これらの理由をもって、国・事業者は早急に下記項目を実行するよう、再度、強く要求します。なお、この回答は4月15日までにお願いします。



@ 直ちに掘削工事を停止すること
A 地下水の濁りを周辺住民に周知し、地下水を使用しないよう広報すること
B 原因を究明して周辺住民に報告すること
C コロナ感染緊急事態宣言時に住民の感染リスクを高める工事関係の行為(家屋調査、強制測量)を強行しないこと
D 対策を検討して結果を調布市、調布市議会、並びに住民の会(野川べりの会)に報告すること

以上


※ 添付資料: 観測井戸(W-16)地下水濁りの写真


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posted by 外環ネット at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース