2017年05月04日

外環 本線トンネル東名北工事のシールド機発進は時期尚早です

報道機関各位

東京外環道路 
本線トンネル東名北工事のシールド機発進は、時期尚早です。

2017年2月19日
東京外環道を考える住民の会沿線7区市連絡会

本日、国土交通省(国交省)、東日本高速道路株式会社(ネクスコ東日本)、中日本高速道路株式会社(ネクスコ中日本)は、住民の多くの要望を無視して、東名ジャンクションから井の頭通りに至る本線トンネルのシールドマシンを発進させようとしています。

私たちは、以下の理由で工事推進に反対します。

1. 昨年11月8日未明発生の福岡市博多駅前地下鉄工事現場の巨大陥没事故は、原因究明と対策が明らかなっておらず、2012年2月の岡山県倉敷市の海底トンネル水没事故(5名の作業員が死亡)の原因究明、および対策を国交省は明らかにしていません。

2. 最近開通した中央環状道路でも、五反田ランプ周辺での出水、陥没事故があり、大井南換気所での避難路構築時に本線トンネルがゆがむという重大事態が発生しています。

3. 外環道は、日本最大の16m直径のトンネル2本で構成される道路です。その巨大シールドマシンは16qにわたり住宅街の地下を掘進します。自宅直下を掘られる沿線住民は、地盤沈下、陥没などに怯えています。

4. 外環道本線とジャンクション、インターチェンジとを結ぶ地中拡幅部は、最大直径54mにも及ぶ規模で、かつ「世界最大級の難工事」と、国交省自身が認めています。そのため、いまだに工法がきまっていません。この状況での本線掘進は常識に反します。

5. トンネル内の緊急避難路は、災害発生トンネルから隣のトンネルに避難する「横連絡坑」方式。地中拡幅部と合わせ、地中での接合部はシールドトンネルの弱点です。

6. 2017年2月2日〜7日にかけて行われた「本線トンネル東名北工事に係るシールドトンネル工事」説明会において、たびたび国交省、ネクスコ東日本、中日本に対し、工事開始前に住民被害確認のための地盤変動調査、緊急避難計画の早急な立案を求めました。しかし、地盤調査に関しては、拒否され、また、緊急避難計画は掘進開始後に検討するとのひどい回答です。

7. ジャンクション、インターチェンジ部の区分地上権権利者に対する契約交渉は、あまりに一方的で財産権の侵害です。

8. このような状況では、とても住民の安心・安全は得られません。このため、私たちは地盤変動調査、避難計画の立案と訓練を優先することを、強く求めるものです。

報道機関各位には、ぜひとも取材していただきますよう、お願いいたします。
この件のお問い合わせは、以下にお願いいたします。
大塚康高 090-1858−6665

20170219外環東名シールドマシン発進式抗議声明.pdf
posted by 外環ネット at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 要望書・抗議文
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