2019年04月15日

世田谷で家屋振動被害続出!外環ネット、工事を中止し、振動対策を要請

 東京外環道の本線トンネル東名北工事において、事業者は、住民の工事中止の要請を無視して、2019年1月中旬から住宅真下での掘進を強行しています。
 その結果、シールドマシンが地下を通過した地域の直上及び周辺の住宅において、振動被害の訴えが続出しています。
 この事態を受けて、外環ネットは、「東京外環道 本線トンネル東名北工事を中止し、振動被害の実態調査・原因究明・対策及び説明を求める要請書」を3事業者と東京都知事に送付しました。
 なお、世田谷区・狛江市・調布市などの住民からなる「野川べりの会」が、4月1日付で同様の要請を行っています。
 
2019年4月8日

国土交通大臣 石井 啓一様
東京都知事  小池 百合子様
東日本高速道路株式会社代表取締役社長 小畠 徹様
中日本高速道路株式会社代表取締役社長 宮池 克人様
 
外環ネット


東京外環道 本線トンネル東名北工事を中止し、振動被害の実態調査・原因究明・対策及び説明を求める要請書

 東京外環道(関越〜東名)工事に当たる国土交通省,東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社の3事業者は、東名北工事の事業敷地内シールドマシン初期掘進において、住民と約束した環境影響に関する結果の説明を行わず、この間、発生した酸欠ガスの噴出、地下水の噴出に関する地域住民への説明は不完全極まりないまま放置されています。

 加えて、民地に進出した直後から複数の住民から振動被害の訴えが出ています。その範囲は、野川の左岸にとどまらず右岸でも発生。また、家屋調査の範囲外での発生も確認されています。主な訴えは、以下の通りです。

*震度2と感じる振動が早朝におこった。
*地震だとびっくりして飛び起きた。
*振動に驚いて外に出てみたが、発生源と思われるものは見えなかった。
*風呂の水の揺れを感じた。
*振動で眠れない。
 など

 当該地域は閑静な住宅地であり、世田谷通の騒音は届かず、重機による工事もなく、地下40mでの外環道工事以外に該当するものはありません。
 原因不明の振動に対する不安や、安らかな睡眠を妨げられる苦痛など、住民に与える精神的苦痛は極めて大きなものがあります。
 外環工事が原因であれば、地上に影響を与えない前提で、「無補償での使用権設定」をした大深度法の趣旨に鑑みれば、この振動発生もまた重大な法律違反といわざるを得ません。

 東京外環道工事は、安全・安心が最優先課題である公共事業です。上記の様な掘進による振動発生など、あってはならないのは当然です。振動解消のための要望事項を記します。早急に対応を検討し、文書により2019年4月15日までに下記あて回答をお願いします。

1.外環道工事を止める
2.工事地域における振動(低周波を含む。以下同様)の実態調査(調査範囲は家屋調査より広くとる)を実施し、原因究明の上、振動の完全除去のための対策を提示し、全沿線住民及び周辺住民の納得を得る
3.掘進予定地に対しシールドマシンによる家屋振動発生の可能性を事前に周知する
4.掘進予定地での振動等の24時間測定と、希望住民への振動計設置
5.シールドマシンの位置を、近隣住民が把握できる方法で、リアルタイムで表示する
6.振動に関する説明会は、沿線各地区で開催する
7.振動問題に対し迅速に対応できるよう、緊急対応体制を整備・改善する。


以上
回答送付先: 省略


*****[お知らせ]*****
東京外環道の真実を伝える本を広めてください!
 「住宅の真下に巨大トンネルはいらない〜ドキュメント東京外環道の真実〜」
  丸山重威著 東京外環道訴訟を支える会編 本体1600円
  推薦:浜 矩子(同志社大学教授) あけび書房

東京外環道訴訟を支える会のブログはこちらから

posted by 外環ネット at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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