2020年02月21日

2月19日 外環国道事務所計画課長に工事中止を申入れ、抗議文(以下に全文)を手渡す

住民の生存権・財産権を危険にさらす気泡シールド工法による掘進強行に抗議し、工事中止と、工法や酸欠ガス噴出問題の説明会開催を強く要求する

[1]これまでの経緯
(1)昨年9月、11月の白子川気泡問題申入書に、また、督促状にも事業者は無回答

 外環ネットは、2018年の世田谷区の野川に続き、2019年8月に練馬区大泉の白子川に改良された気泡シールド工法でも再び地上に酸欠空気を漏出させたことについて、「白子川に発生した気泡問題に関する申し入れ」を9月に、「白子川に発生した気泡問題に関する申し入れ(その2)」を11月に事業者に送付しました。
 しかし、事業者は、度々の督促にも無回答のまま、オープンハウスの一会場(本宿小)だけで早口で一部回答したが、時間切れ。住民からの読み上げ文書提出要求にも応じないという、不誠実極まりない対応に終始しました。

(2)2月19日に国道事務所訪問を通告
 そこで、外環ネットは、回答を求めて外環国道事務所を2月19日に訪問すると通告しました。
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2020年2月17日
国土交通省 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所
計画課長 木本 悠太 様
外環ネット
前略
 早速ですが、当方より国・事業者に対する白子川に発生した気泡問題に関する申入れに関して、貴殿に2月11日付けの文書で、2月19日に貴国道事務所にお伺いするので、本宿小学校(2月6日開催)のオープンハウスにおいて東日本高速道路株式会社外環トンネル北工事区の山岸睦功工事長が読み上げた住民への回答メモを直ちに公開し、その写しの提供と内容説明を実施することを求めました。
 (中略)上記の山岸氏が読み上げたメモはすでに存在していることに鑑み、当初の予定を変更することなく2月19日(水)の午後1時30分に貴国道事務所に伺うことといたしますのでその旨通知いたします。
 つきましては、下記の点よろしく準備の程お願いいたします。
草々
1)山岸氏が読み上げたメモの写しを準備し、提供すること
2)その内容を説明すること

  貴殿が不在の場合は、貴殿に代わる方に説明をお願いいたします。
以上
問合せ先:省略
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[2] 2月19日北野常設会場で説明の場がようやく実現したが、途中で時間切れ、継続へ。不誠実さに抗議と説明会開催要求文を手渡す
 上記の訪問通告に対して、ようやく北野常設会場で1時間だけ申入書に回答すると初めて返事がきました。
 しかし、住民側の参加しにくい会場選定で、しかも明らかに不十分な時間設定のため、極めて中途半端なまま終了せざるを得ず、最後に、ここに至るまでの事業者の不誠実極まりない対応に強く抗議するとともに、次回説明の場の速やかな設定を含む次の要求を行いました。
「本日の説明は、私たちの度々の説明要求に比して微量の回答に過ぎず、説明責任を果たしているとは全く言えない。東名北工事における気泡シールド工法による掘進を中止し、大泉南工事における掘進計画を中止し、私たち住民が求める説明会を開催の上、十分信頼できる客観的データに基づく科学的、合理的説明を行い、安全、安心が確保されたと住民が納得するまで住民の質疑に回答し続けることを、強く要求する。」
20200219_Kitano_Kougi2t_DSC02189.jpg
外環ネット(写真中央・左)から抗議・要求文を3事業者(写真右)へ(右奥:NEXCO東日本 山岸氏、右中:外環国道事務所計画課長 木本氏、右前:NEXCO東日本 千国氏)

[3] 2月19日提出の抗議文
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2020年2月19日

国土交通大臣 赤羽一嘉 様
[写] 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所長 様
[写] 東京外かく環状国道事務所 木本計画課長様
東京都知事 小池 百合子 様
[写] 東京都建設局 三環状道路整備推進部長様
中日本高速道路株式会社 代表取締役社長 宮池 克人 様
[写] 中日本高速道路株式会社東京支社 東京工事事務所長様
東日本高速道路株式会社 代表取締役社長 小畠 徹 様
[写] 東日本高速道路株式会社 関東支社 東京外環工事事務所長様
外環ネット

住民の生存権・財産権を危険にさらす気泡シールド工法による掘進強行に抗議し、工事中止と、工法や酸欠ガス噴出問題の説明会開催を強く要求する

東京外かく環状道路本線シールド工事により、2018年5〜7月、野川に酸素濃度の極端に低い酸欠空気を漏出させ、2019年8月には、練馬・大泉ジャンクション白子川において、改良された気泡シールド工法でも再び地上に酸欠空気を漏出させました。

2019年9月20日付「白子川に発生した気泡問題に関する申し入れ」、および11月1日付「白子川に発生した気泡問題に関する申し入れ(その2)」を貴方に郵送し、文書回答期日を2か月〜4か月経過しても無回答、督促電話にも出ず、2020年1月23日付の回答を求める督促状にも未だ無回答です。

一方、オープンハウスで回答・説明するとのことだが、2月6日の本宿小学校での状況が示すとおり、十分な時間が確保できるものでなく、また早口で読み上げ始めた回答メモのコピー要求に応じません。
また、2020年1月16日付「気泡シールド工法による掘進中止の申入書」を送付し、東京外かく環状道路のシールドトンネル工事では、住民にとって安全であることが客観的科学的に説明されていない空気使用の掘進工法(気泡シールド工法)を直ちに中止するよう要求してきました。

しかし、貴方は、2月5日から9日にかけての外環オープンハウスの3会場における毎時10分からの問題点に触れない説明(5日の1回目は質疑応答さえも拒絶)だけで、他の掘進方法が可能であるにも関わらず気泡シールド工法による掘進を狛江・調布市域の東久留米層から強行することを表明されました。
 
本日2月19日のこの説明の場に至るまでの貴方の不誠実な対応に強く抗議するとともに、本日の説明は、私たちの度々の説明要求に比して微量の回答に過ぎず、説明責任を果たしているとは全く言えません。また、上記のようにオープンハウスの会場ごとで沿線住民対応に差別的ともとれる対応がなされていることにも強く抗議します。

 東名北工事における気泡シールド工法による掘進を中止し、大泉南工事における掘進計画を中止し、私たち住民が求める説明会を開催の上、十分信頼できる客観的データに基づく科学的、合理的説明を行い、安全、安心が確保されたと住民が納得するまで住民の質疑に回答し続けることを、強く要求します。

以上
問合せ先:省略
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posted by 外環ネット at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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