2021年04月21日

「調査報告の問題点」チラシを沿線地域と住民説明会参加者に配布しました

 外環ネットは、3月19日の有識者委員会「調査報告の問題点」チラシを4月2日から7日に沿線各地に配布し、また、陥没事故説明会参加者に配布しました。
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(それぞれ二度クリックすると大きくなります)


表面:大惨事から5ケ月・・・ようやく外環・調布陥没調査報告説明会開催
「地上には影響がない」はずだったのに?!
2019年10月18日、外環道工事現場の調布市の住宅街で陥没事故が発生。その後、トンネル直上で空洞が3か所発見。事業者はその原因調査結果と対策を3月19日に公表しました。その説明会が開かれます。

住民無視・人命無視、責任逃れの調査報告書!!
◆命・財産に係わる問題なのに、説明会の開催案内が広く周知されていない。今回は新聞折り込みはなし。
◆「地上に影響がない」と言ってきたのに、トンネル工事の真上で、陥没・空洞が発生!沿線どこでも発生する可能性があるのでは?
◆「施工に課題」だけが事故の原因か?まやかしの原因調査。「特殊な地盤」のせいにして責任逃れ。工事再開ありきの報告書
◆再発防止対策はどう読んでも「慎重に施工」だけ。小手先の、抜本的見直しのない対策では事故を繰り返す。
◆安易な施工をしたのは、技術が確立してない巨大地下工事を行う自覚がない証拠。安全管理も欠如!工事をする資格も能力もない。
◆住民を実験台にしないで。平穏な生活を返してほしい。
◆あと10年?もっとかかる。2兆4千億円?もっとかかる。

調布の陥没事故の二の舞は御免です。
外環トンネル工事中止を!


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住民説明会(2021.4.3)

裏面:調査報告の問題点
(1)原因調査が不十分 住民に向き合え
・事前の地質調査が不十分だったことを認めていない。少なくとも100m〜200mごとに行うべきボーリング調査がなされていない。
・「特殊な地盤」ではなく、関東一帯にある地層。砂層と予測していたところ に、礫が大量にあったことに対処できなかった現場の判断ミス。
・調査せずに無理矢理シールドマシンを進めたのは、「施工上の課題」ではなく、「施工ミス」!
・振動の激しかった地点でのボーリング調査を実施していない。ボーリング調査をすると空洞が見つかるからか?
・振動・騒音・低周波音の調査はほとんどしていない。掘進と振動で地盤の 緩みを誘発し、陥没・空洞の成長を促進したのでは?

(2)現場だけに責任を押付けて幕引き
・事故原因の土砂の取り込みすぎは、単なる初歩的な運転管理・運転技術能力の欠如によるもの。
・無理矢理シールドマシンを発進させたことは、安全・リスクに対する分析能力・管理能力の欠落。
・日本最大の巨大シールドマシンを取り扱う技術力、責任能力のなさの言い訳が、「スケールデメリット」。
・地質・地盤のことを本質的に理解しない、無謀なプロジェクト遂行。
・「添加材や圧力を調整し、安全な掘進方法を確認しながら掘進」するとした気泡シールド工法で、野川に気泡は噴出。
・気泡が漏れ出たことが、地盤の緩みの要因の一つ

(3)住民無視の対応・被害補償    健康な身体を返して!
・有識者委員会は事業者が開催している。公正中立、判断 能力に疑問。議事録公開を求める。
・住民が参画できる第三者委員会設置が必要。
・8月から振動被害を訴えているのに、なぜ、工事を中断して調べなかったのか?健康被害は放置されている。
・地盤補修の目的は工事再開でしかない。住民の求める「もとの地盤に戻す」ことにはならない。
・唐突に表明された「仮移転」や2年間もの地盤補修は、住民無視そのもの。
・地盤補修の工事内容を明示し、地域住民らと合意をとるべき。
・賠償・補償のルールを明文化すること。そのために、住民団体との交渉に応じること。
・住民は実験台ではない。説明責任を果たせ。

(4)裏付けのない再発防止策    データで示せ!
・ミスを認めず反省がないままでは。再発防止はありえない。
・事件を起こした管理体制の見直しがなく、改善の方向も示されていない。
・根拠もデータも効果も示されていない、小手先の再発防止策。
・再発防止策は、通常のシールドマシン施工時の注意点でしかなく、今回の反省の上にたった新しい留意点がない。
・北行マシンがすぐ脇を掘削するが、その地帯は既に地盤沈下している。地盤改良区域とすべき。

(5)大深度法違反      ぐずぐずの地盤を元に戻せ!
・住民が暮らす地下を掘ること、地表に影響を与えないことが大前提との自覚がない。
・地盤改良工事は大深度法認可区域外であり、住民・地権者の同意が必要。
・家屋損傷だけではなく、地盤損傷の補償もすべき。健康被害や精神的被害にも補償すべき。

事業者全体の無責任体制、安全意識の欠如が真の原因
真の再発防止対策は、直ちに事業中止


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東京外環道の真実を伝える本を広めてください!
 「住宅の真下に巨大トンネルはいらない〜ドキュメント東京外環道の真実〜」
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  推薦:浜 矩子(同志社大学教授) あけび書房

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posted by 外環ネット at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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