2011年05月12日

道路事業予算の災害復旧・復興費へ振り向けに関する要請書


5月6日付けにて、下記の通り要望書を提出いたしました。


内閣総理大臣 菅 直人殿
国土交通大臣 大畠章宏殿

道路事業予算の災害復旧・復興費へ振り向けに関する要請書


1. 要請内容

1)2011年度東京外郭環状道路予算125億円を全額返上し、東日本大震災の災害復旧・復興費に振り向けることを要請する。

2)東京外郭環状道路は、40年以上凍結されていた事業であり、東日本大震災後のいま不要不急である。再び凍結し、約1兆3000億円といわれる事業費を同震災に振り向けることを要請する。


2. 要請の主旨

4月1日に発表された2011年度の道路事業予算総額は、1兆4536億円と、昨年度の予算規模を踏襲していることに、私たちは大変驚いています。

今年3月11日に、国難ともいえる東日本大震災、福島第一原子力発電所事故が発生し、今後、国と地方を合わせて30兆円を超える災害復興費を、ねん出しなければならないといわれています。

このようなときに、昨年と同額の道路事業予算を組むとは、全く信じられないことです。

いま必要なことは、大震災により破壊された人々の生活を立て直すことであり、そのために不可欠な仮設住宅、ライフライン、鉄道、道路、港湾、住宅、公共施設、生産財、流通網などを一刻も早く復旧させること、また、福島原発事故のため、長期間の避難を余儀なくされている人々の住居、生活をしっかり支えることこそ、一義的に取り組むべきことです。

大量の既発国債・地方債の重圧がかかる中、このような事態に対応するには、新規国債増発を極力抑制し、不要不急の事業予算を振り向けるのが、第一です。

私たちは、これまで東京外環道路の必要性、安全性、環境に与える影響などの問題点を国に提示していますが、今もって納得のいく説明を受けておらず、この状態では事業の進捗を止めるべきであると、要請してきました。

幸いにして、東京外環道の工事は、まだ始まっていません。40年間放置されたこの事業は、まさに、不要不急の事業です。

今年度組まれた125億円の予算は、即刻、全額を東日本大震災、福島第一原発事故対応に振り向けることを、強く、強く要請いたします。

2011年 5月 6日

posted by 外環ネット at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 要望書・抗議文
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