2013年12月07日

外環道路への意見書、募集中です。どしどし意見を送りましょう!


国が大深度トンネル(東京外かく環状道路・関越・大泉ー東名・喜多見間、約16km)に関する意見書を募集中です(19日まで郵送か持参のみ受理)。
書式は、特に指定されていませんが、以下が必要事項です。

宛先:東京都知事
必要事項:ご自分の住所、氏名とご意見をお書きください。
送付先:東京都 都市整備局 都市基盤部 調整課 163-8001
    新宿区西新宿2−8−1 第二本庁舎22階

以下に書式例があります。
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kiban/gaikaku/daishindo_01.pdf

国の認可申請書類は外環国道事務所からご覧になれます。
http://www.ktr.mlit.go.jp/gaikan/ext/index20131205_2.html

この事業に関する主な問題点を下部にいくつか記しました。参考にしていただいて、なるべく多くの意見書を出していただけるようお願いいたします。
問題例でおわかりいただけるとおり、東京の都市構造を根底から破壊しかねない事業ですから、何万通でも大すぎることはありません。


〈意見例〉

@東京圏の自然環境を激変させる、歴史的大破壊となる外環道路に反対します。
理由:
九都県市首脳会議(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、ほか相模原市等5政令指定都市)は、この環状道路の沿線を“産業基盤化”するよう国に呼びかけていますが、当該地は、戦前(古くは江戸時代)から首都の環境バランスを保たせてきた、先進諸国の首都意識と肩を並べられるような重要な緑地帯です。その地下40mに、16mの直径で16kmにわたりつくられるこの道路は、本線とジャンクション、インターチェンジにより、地下水を分断、枯渇させる危険性を秘めています。豊かな自然環境を破壊し、先駆者の英知と努力を無にするこの事業には、賛成できません。

A16kmの巨大トンネルは地下水の流れを堰き止め、地盤沈下を起こす恐れがあり、この事業には反対です。
理由:
 練馬・世田谷区間の地下に、高さ16m(トンネル直径)の巨大なダムができるのと等価の建造物で、最新の科学者たちの知見では、“大深度”トンネルが地下水へ影響しないと結論付けるには、調査不足であるという声が上がっています。
 ただし、国は、こうした学者や研究者の声に全く耳を傾けていません。地下水は、飲用のためだけでなく、地盤を強く保つための必須の条件です。地下水の流れを堰き止めないと称する工法も説明されていますが、住民、研究者の要求にも関わらず多くのデータが開示されないままになっています。
 説明責任が欠落しています。このような事業には賛成できません。

B「必要性」のデータは社会のすう勢を反映していないので、やり直しを求めます。
理由:
事業の内容は、今後の人口減、車両台数の激減、交通量の大変化、などに対応していません。環八などの交通量は、すでに「外環道ができるとこうなる」という国の理想論の域に達していますが、こうしたデータは無視され、一方、B/Cを主とする事業評価(2.3)が、根拠不明のまま一人歩きしています。
事業計画のありかたは健全な状態とは言い難い状況なので、この事業の中止を求めます。

C急ぐあまりに無駄な工事を含むこの計画の廃止を求めます。
理由:
当初構想では東名以南延伸用に残された本坑約1.5キロは、行き止まりのままで、掘られても供用されず(車が通れない)莫大な維持費をかけて、放置されます。 現在、東名以南の具体的な計画は存在せず、法律的な意味では効力を有さない“予定”のみがあるだけです。
 存在するだけでも環境負荷の大きい“空洞”は、公共の利益に供するはずの「大深度法」の精神と大きく乖離しています。工事は都市計画決定に沿って、必要なときに行うべきです。
 工事の利便性・効率性のための“空洞”に巨費を投ずること無駄遣いであり、このような事業には賛成できません。

D地下40m以深の国民の権利を強く制限することは、憲法違反の疑いがあり、反対です。
理由:
 自由主義諸国では足の下は、地球の裏側まで、空は、国際宇宙条約が及ぶ位置まで、国民の私権、財産権は及ぶのが社会通念ですが、憲法にも保障された私有財産権が特別法によって一方的に侵されようとしています。
 これに対する説明が、わずか1回だけ。そのうち質疑に充てられたのは30分というありさまで、説明責任の放棄と言っても過言ではありません。十分な説明がなく、住民の納得を得ていないこの事業には、賛成できません。

E大気(pm2.5、二酸化窒素ほか)は飛びっぱなしになるこの事業に賛成できません。
理由:
 PM2.5の有力な発生源の一つは、道路です。化石燃料だけでなく路面と擦れるタイヤそのものも発生源です。本線はトンネルですが、インターチェンジ、ジャンクションがあるため、全体の半分近くは、実は地上部で、沿線周辺に暮らす人々には直接PM2.5が降り注ぎます。しかし、PM2.5の予測は、アセスにはありません。
 また、換気塔から出る二酸化窒素等の到達地点は、換気塔直下ばかりでなく、一例ですが世田谷区の場合、最大着地濃度出現位置は、換気塔の北東約870m、すなわち生育医療センター(赤ちゃんの病院)の目の前です。このような配慮を欠いた事業には賛成できません。


F避難方式は交通弱者への配慮を欠いており、賛成できません。
理由:
東日本大震災、NEXCO中日本の天井崩落事故の不祥事の後であるにも関わらず、避難路の具体については一切説明がありません。ただ、複数“方式”があることのみ述べられています。しかし、トンネル内事故が起これば、地下閉鎖空間であるだけに、パニック状態になることが予想されます。敏速な行動が取れるのか、疑問です。また、道路は公共空間であるため、交通弱者の方々も利用します。徒歩での脱出を強いられるなか、どのように避難するのか、説明は一切ありません。
 このような危険性を内包した事業には、賛成できません。

Gほか多数(漏れた重要視点、新しいデータ等は今後なるべく追記します)

この事業を止めるためには、どうしても皆様のお力が必要です!上記の例などを参考にされ、ぜひとも意見を出してください。



posted by 外環ネット at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
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