2020年06月22日

2020年東京都知事選挙立候補者「外環道路」アンケート結果の公表

2020年東京都知事選挙が、2020年6月18日告示・7月5日投票の日程で行われます。
 外環ネットは、東京都知事選挙の立候補者に対して「外環道路」アンケートを実施し、その結果を公表します。なお、随時最新情報に更新しています(6月24日第2版)。

2020年東京都知事選挙立候補者アンケート 
[1] 質問文

質問1.外環道路事業計画の内容と、今日までの経緯について、どの程度ご存知でしょうか?
  a.詳しく知っている  b.大まかに知っている  c.よくは知らない
  
質問2.同事業に対して、あなたの立場は?
  a.問題ない。早期完成を望む   b.いったん立ち止まって課題解決に努める  c.問題が多いので白紙に戻す  d.その他(15字以内)
  
質問3.工事によって、隣接する野川(世田谷区)、白子川(練馬区)では人体には致死レベルとされる低酸素濃度の気泡噴出が続々と報告されています。地表部、住宅地に出ている場合は現認すらできず、当初からの振動・騒音の報告とも相まって住民は危機感を抱いています。この事実をご存じですか?
  a.知っている。完全な対策がとれるまで工事は止めるべき  b.知っているが、住民の安全に影響しないとの事業者の報告を信頼する  c.よくは知らない  d.その他(15字以内)
 
質問4.東京都が計画し、練馬区の一部ですでに事業化されている地上部都市計画道路「外環ノ2」について、あなたの立場は
  a.計画通り促進する  b.見直す  c.その他(15字以内)

質問5.外環道路事業に関連して、あなたが特に都民に向けて訴えたいことがあればお書きください(25字以内)

[2] 集計結果(6月24日第2版

 現時点で回答のあった方のみを表示しています。
20200705_Tochijisen_Q_624_s.jpg

2020年東京都知事選挙「外環道路」アンケート集計結果(無回答の候補者を含む)はこちら(PDF)


[3] 依頼文:東京外かく環状道路について 2020年東京都知事選挙候補者アンケートのお願い
私たち『外環ネット』(http://gaikan.net/)は、東京外環道路(練馬区−世田谷区間16km)に最大の関心を持ち、問題点を指摘し、その解決を求めている沿線7区市の市民団体です。
この度は、2020年東京都知事選挙において立候補予定の皆様に、同道路建設事業に関するアンケートにご回答いただき、その結果を外環ネットホームページ、ブログ(http://gaikan.sblo.jp/) 、及び会員のリソースを通じて公表するとともにマスメディア各社にも情報提供することにより、有権者の投票行動の参考にしていただきます。
 主旨ご理解の上ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
お忙しいところ、誠に恐縮ですが、ご回答は 6月20日(土)までにお願いいたします。
◇期日までにご回答いただけなかった方は「無回答」として公表いたします。

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イベント情報(2020年6月〜8月)

外環関係その他のさまざまな動きの直近のお知らせです。


*****2020年8月のイベント情報 *****

中央JCT北側ランプシールドトンネルに係る工事説明会
  北野3丁目常設会場
  定員20名(要事前登録)
  8月7日(金)15時〜、16時〜、17時〜、18時〜
  8月8日(土)14時〜、15時〜、16時〜、17時〜

東名ジャンクションにおける工事の説明   
  喜多見インフォーメーションセンター 
  定員30名(要事前登録) 
  8月7日(金)16時〜、18時〜
  8月8日(土)14時〜、16時〜、18時〜
     
*****2020年7月のイベント情報 *****

7月30日(木)
令和2年度第1回 関東地方整備局事業評価監視委員会

  ・開催結果   ・配布資料および議事概要 
      
7月22日(火)15時 東京地裁
東京外環道シールドトンネル工事差止仮処分第2回審尋
 
*****2020年6月のイベント情報 *****

6月16日(火)15時 東京地裁
東京外環道シールドトンネル工事差止仮処分第1回審尋
        
 
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2020年06月17日

野川児童遊園の井戸水濁りと振動の原因究明、コロナ禍での外環工事中止を!野川べりの会が抗議申入れ

東京外かく環状道路の気泡シールド工法を用いた工事により、3月7日から野川(調布市)に致死レベルの酸素濃度の気泡が噴出し続け工事の中止を要求していますが(既報)、さらに、コロナ禍にもかかわらず工事(家屋調査、強制測量を含む)は続けられ、新たな異変が生じています。
 シールド機が直下を通過中の4月6日、野川・入間川合流点傍の野川児童遊園(狛江市)にある深層用観測井戸の地下水に濁り。シールド工事による地下水汚染が疑われ、井戸水や野川などを汚染している可能性があります。また、この児童遊園で振動が感じられました。
 これらのことから、野川べりの会は事業者に以下の抗議申入書を送り回答を求めました。

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2020年4月8日

国土交通大臣 赤羽一嘉 様
[写] 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所長様
[写] 東京外かく環状国道事務所 計画課長 木本悠太様
東京都知事 小池 百合子 様
[写] 東京都建設局 三環状道路整備推進部長様
中日本高速道路株式会社 代表取締役社長 宮池 克人 様
[写] 中日本高速道路株式会社東京支社 東京工事事務所長様
東日本高速道路株式会社 代表取締役社長 小畠 徹 様
[写] 東日本高速道路株式会社 関東支社 東京外環工事事務所長様

野川べりの会/ 調布・外環沿線住民の会


東京外かく環状道路本線シールド工事での調布市隣接の野川児童遊園(狛江市)における井戸水の濁り・振動に関する抗議申入書


 先般、東京外かく環状道路の本線シールドトンネル工事において、気泡シールド工法による野川の漏気に関して、調布市長、調布市議会、当会から申し入れをいたしました。しかし、それを無視するかのように工事は続けられており、今度は4月6日、野川・入間川合流点傍の野川児童遊園(狛江市)にある観測井戸で水質試験用に採取した地下水が灰色に濁っていることを住民が確認しました。4月6日の時点では、ちょうど観測井戸のそばをシールド機が通過中でしたので、シールド工事による地下水汚染が疑われ、井戸水や野川などを汚染している可能性があります。ちなみに、3月9日時点(井戸からシールド機まで約250m)では井戸水は透明でした。
   
 また、翌日4月7日午前11時30分に、野川児童遊園のベンチにすわると、地下からの振動を感じたという住民からの連絡がありました。また入間川の手すりに耳をあてると地下からと思われるカタカタカタカタという連続音が聞こえたとのことでしたが、午後1時には、ベンチの振動も手すりの音もなくなったとのことです。

 3月7日以降、出続けている野川の気泡に加え、立て続けに周辺環境に影響が出ている事態であること、
また、本日8日午前零時を持って、新型コロナウィルス対策の緊急事態が宣言されたという状況下で万が一、住民の緊急避難が必要となった場合の対応が困難であること、これらの理由をもって、国・事業者は早急に下記項目を実行するよう、再度、強く要求します。なお、この回答は4月15日までにお願いします。



@ 直ちに掘削工事を停止すること
A 地下水の濁りを周辺住民に周知し、地下水を使用しないよう広報すること
B 原因を究明して周辺住民に報告すること
C コロナ感染緊急事態宣言時に住民の感染リスクを高める工事関係の行為(家屋調査、強制測量)を強行しないこと
D 対策を検討して結果を調布市、調布市議会、並びに住民の会(野川べりの会)に報告すること

以上


※ 添付資料: 観測井戸(W-16)地下水濁りの写真


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2020年06月15日

外環シールド工事で、調布市域内の酸欠気泡噴出させる工法の見直しと住民説明会開催を求める申入書

 3月30日、野川べりの会と調布・外環沿線住民の会は、致死濃度の酸欠気泡を野川に噴出させる気泡シールド工法の見直しを求める申入書を事業者に送付し、酸欠漏気のメカニズムの提示、気泡シールド工法の安全性の証明、住民説明会開催等を求めました。

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2020年3月30日

国土交通大臣 赤羽一嘉 様
[写] 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所長様
[写] 東京外かく環状国道事務所 計画課長 木本悠太様
東京都知事 小池 百合子 様
[写] 東京都建設局 三環状道路整備推進部長様
中日本高速道路株式会社 代表取締役社長 宮池 克人 様
[写] 中日本高速道路株式会社東京支社 東京工事事務所長様
東日本高速道路株式会社 代表取締役社長 小畠 徹 様
[写] 東日本高速道路株式会社 関東支社 東京外環工事事務所長様

野川べりの会/ 調布・外環沿線住民の会


東京外かく環状道路本線シールド工事における、調布市域内の工法の見直しと住民説明会開催を求める申入書

 東京外かく環状道路の本線シールドトンネル工事は、地層が北多摩層から東久留米層にかわる調布市域において、気泡シールド工法に変更されました。3月7日に調布市の野川において、南行きシールドマシン掘削に使用される圧縮空気が大深度地下から野川水面に漏出する事象が発生し、谷戸橋傍の気泡は3月12日から激増し、26日現在、噴出量は減ったものの今も続いています。さらに、3月13日頃から谷戸橋上流約150m付近、19日頃から約450m付近(シールドマシンの前方約300m)にも噴出しています。

 2018年5月から7月にかけて世田谷区の野川に致死酸素濃度の酸欠気泡が噴出し続けたことを受け、世田谷区域内は気泡を使用しない工法を採用しましたが、今月2日から再び気泡シールド工法に切替えた途端に漏気が発生し、この事実を国・事業者は3月11日に外環プロジェクトHP上で公表しています。この間、2019年8月には練馬・大泉ジャンクションの白子川等においても同様の酸欠空気漏出を起こしており、今回が3度目の事象です。

 国・事業者は今回採集した気体の酸素濃度測定結果を未だ公表していませんが、住民が谷戸橋付近の気泡を採集して測定した結果は、1.4〜4.2%という一呼吸で死に至る低酸素濃度でした(詳細は添付1参照)。この値は2018年5〜7月に野川大正橋付近で発生した気泡の酸素濃度(1.5〜6.4%)と同程度であり、生命に関わる極めて危険なものです。谷戸橋付近の観測井戸2カ所、事業者敷地内の3カ所のボーリング孔における気体の分析や水質調査、敷地内に設置された振動計による振動測定等の結果、敷地内外における地表面変位測定結果(GNSSを含む)についても未公表であり、このまま調布市域で気泡シールド工法を強行することは断じて認められません。

 従前、国・事業者は、漏気抑制の手段があるかのように説明してきましたが、白子川の漏気以後、「添加材に気泡を用いた掘進は、空気の通り道等により漏気の可能性はある」と、漏気の完全抑制が不可能であることを認めました。今回使用のシールドマシンで、ガス(空気)を使わない工法(泥土加圧シールド工法)の実績が既にあるにも関わらず、地中・地表部への(酸欠)漏気を抑制できない気泡シールド工法を住宅密集地の真下で採用することは、大深度法違反であり、地上の住民の安全軽視と言わざるを得ません。

 厚労省から出された通達 基発第94号の2(平成7年2月24日)『シールド工事に係るセーフティ・アセスメントについて』では、酸素欠乏空気は密閉型泥土圧シールド工事に特有な災害であるとされ、事前の施工計画における対策とチェックによって安全対策を図るよう指針が示されており、労働安全衛生法第八十八条
に基づく届出に反映されていなければなりません。つまり酸欠空気に対して事前評価がなされ、対策が取られているはずです。

 国・事業者は、繰り返される漏気発生および酸欠空気発生のメカニズムについて、データに基づいた科学的説明をしえないままに、周辺環境には影響がないとのトンネル施工等検討委員会の見解を繰り返すのみで、住民、調布市、調布市議会が再三にわたって要求している説明会も未だに開催しておりません。

 地上の住民の安全確保のために、国・事業者は、以下の項目を実行することを強く申し入れ、4月10日(金)までに文書による回答を求めます。

1)調布市域で行われている気泡シールド工法による掘削を直ちに停止すること。
2)調布市の野川並びに事業敷地内ボーリング孔及び近隣の観測井等で採集した気体及び水の成分分析や振動調査結果、地表面変位測定結果(GNSSを含む)をトンネル掘進情報とあわせて速やかに公表すること。
3)『シールド工事に係るセーフティ・アセスメントについて』に従って、施工計画に示されているはずの酸素欠乏空気に関する事前評価を公表すること。
4)酸欠漏気のメカニズムに関する科学的、客観的データを提示し、工法に関して住民の納得いく説明会を開催すること。
5)気泡シールド工法の安全性が証明されない以上、調布市域でこの工法を採用しないこと。
以上

連絡先:省略

添付資料:野川(谷戸橋傍ら)噴出気泡の酸素濃度測定結果2020.03.18

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2020年05月14日

こんなに危険な外環トンネル工事(酸欠ガス、振動、異音)動画集

東京外環道東名北工事本線トンネル工事において、2020年3月2日から狛江市・調布市域で始まった
気泡シールド工法による工事により、酸欠ガス、振動、地下水濁り、など様々な問題が発生しています。

シールド機と酸欠ガス噴出地点(A,B,C地点)の位置関係図(PDF)。
 なお、A地点=事業者の計測箇所@、B地点=事業者の計測箇所AB、C地点=事業者の計測箇所C

●以下は、その動画による記録です。

[0] 2018年5月から2か月以上、野川大正橋付近(上・下流)に噴出する酸欠ガス

(0-1) 野川大正橋(約30m下流地点)気泡噴出状況(2018年6月14日)
https://youtu.be/94nKIzs70fw


[1]2020年3月から野川谷戸橋傍から約450m上流の3箇所(A,B,C地点)に噴出する酸欠ガス
 シールド機の進行に伴い、さらに上流の野川大橋の傍や約200m上流にも次々と噴出(2020年5月26日現在)。

(1-1)野川谷戸橋(A地点)気泡噴出状況(2020年3月13日)
https://youtu.be/Ys9QIqimZb4
  3月7日から2.5か月以上経過した5月25日現在でもまだ出続けている。

(1-2)野川谷戸橋約150m上流(B地点)新たな気泡噴出(2020年3月13日)
https://youtu.be/VFuzFM7sWjo

(1-3)野川小足立橋上流(C地点) 気泡噴出状況(ダイジェスト)(2020年4月3日)
https://youtu.be/SNPdQu_uOmI

(1-4)野川小足立橋上流(C地点) 酸欠ガス噴出状況 その1 (2020年4月21日)
https://www.youtube.com/watch?v=8oNXOAlFuIA

(1-5)野川小足立橋上流(C地点) 酸欠ガス噴出状況 その2 (2020年4月21日)
https://www.youtube.com/watch?v=e8O0d2UjJYE

[2] 野川噴出ガスの酸素濃度測定

(2-1)小足立橋(C地点)検体の酸素測定 2.6%を記録 (2020年4月16日)
(注:事業者は「微量で計測不可」。でも測れました。)
https://youtu.be/SxuKK587zSk

(2-2)谷戸橋(A地点)検体の酸素濃度を測定 2.3%と致死レベル (2020年4月17日)
(注:事業者は4月10日15.6%以降は「微量で計測不可」。でも測れました。)
https://youtu.be/KAHaa0Sw0Aw

[3] シールドマシン通過地点直上付近の地表面の振動・騒音

(3-1)野川児童遊園マシン駆動中振動を可視化 (2020年4月8日)
https://youtu.be/SJqReaieIJA

(3-2)野川ビジターセンタ前 川岸の柵から異音 (2020年4月17日)
https://youtu.be/HgwEedZmD-Y

 以上

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2020年03月26日

3回も空気噴出させた東京外環道工事の中止を求める!12日外環ネットが国土交通記者会で記者発表

国等の事業者が気泡シールド工法による掘進を強行したことにより、2020年3月7日から3度目の酸欠ガスが野川に噴出したことから、外環ネットは12日午後、国土交通大臣宛の抗議・要求文を提出(既報)した後、国土交通記者会において、野川および白子川で「3回にわたり空気を噴出させた東京外かく環状道路シールド工事は中止すべきです」との記者発表を行いました。

20200312_PressRelease_DSC03663.jpg
(2020年3月12日国土交通記者会で記者発表)
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2020年3月12日

報道機関 各位

3回にわたり空気を噴出させた東京外かく環状道路シールド工事は中止すべきです
外環ネット


東京外かく環状道路のシールド工事では、トンネル上部の地盤が変容する可能性があります。加えて、2020年3月7日に至り、調布・狛江市域に入ったシールド工事によると思われる気泡が野川に出現しました。「地表面に影響を与えない」という大深度法の前提は、再び崩れたのです。

これまでの経緯
2018年5月から7月にかけて世田谷区の野川に気泡が噴出し続け、地下水位観測井等に地下水が流出しました。気泡シールド工事が原因で漏出した気泡の酸素濃度は1.5〜6.4%で、一息吸っただけで即死するような酸素欠乏空気でした。

それ以来、私たち沿線住民は、命の危険を感じ、原因究明・対策等を、国土交通省をはじめ事業者等に直接、あるいは基礎自治体等を通じて要求してきましたが、納得できるような回答が得られていません。また、情報公開請求に対しても、非開示ないしは黒塗り一部開示で答えるだけです。

トンネル施工等検討委員会提言は住民の安全無視
2019年6月13日、第19回 東京外環トンネル施工等検討委員会は、「大泉JCT工事ヤード内において漏気抑制を確認した上で、今後の工事を進める。」とし、室内試験により、添加材の調整で漏気が抑制できることを確認したと公表していました。

しかし、その実証試験の場である大泉JCT工事ヤード内での確認掘進で、8月19日から9月4日にかけて練馬区の白子川に7.3%〜の酸欠空気の漏出、また、10月31日から既存ボーリング孔の漏気が東京外環プロジェクトのホームページで公表され、さらに、10月17日の【お知らせ】では、漏気抑制ができていない中、前言を翻すような以下の有識者(委員会メンバーとされる)見解が報告されました。
「添加材に気泡を用いた掘進は、空気の通り道等により漏気の可能性はある」
これに続けて、漏気が発生したとしても周辺環境に影響がないと考えられるので、気泡を用いた掘進を進めること、という主旨の提言をまとめています。この提言に沿って事業者は、2020年3月2日から、狛江・調布市域での工事に気泡シールド工法を再開しました。

野川に3度目の漏気発生
そして早くも5日後の3月7日に、トンネル工事に沿った野川で、再び漏気が発生したことを、わたしたちは確認しました。もはや「空気の通り道等」とは関係なく、いかなるところにおいてもシールド工事による漏気発生が明白になりました。

シールド工事による地盤の緩み発生に加え、気泡シールド工法による(酸欠)空気の地表面噴出が避けられないことを示すものであり、また、酸素欠乏状態の空気噴出となれば、沿線に居住する住民等の生命や生活の安心・安全を無視するものであります。 とりわけ、地下室や古井戸等の所有者や当該区域において地下工事に当たる作業員の生存権、財産権を破壊、毀損するものです。親水公園の子供たちも命の危険にさらされるのです。

以上の理由から、わたしたちは東京外環道工事の中止を求めています。

本日3月12日、国土交通大臣宛の抗議文(添付)を道路局高速道路課課長補佐に手交しました。それ以外の宛先各位には別途郵送予定です。 
問合せ先:省略
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2020年03月25日

3月7日から野川に3度目の酸欠ガス噴出!外環ネットは12日に国交大臣宛に緊急抗議・要求文を手渡す

国等事業者は、東名地区で酸欠気泡を大量に発生させ中断を余儀なくされた気泡シールド工法を用いて、住民の反対にもかかわらず、調布・狛江市域に入った3月2日から掘進を再開しました。
その結果、7日以降、隣接する野川の水面に気泡が湧出する事件が発生しています(国・事業者は本件につき3月11日に報告公表)。我々の測定によれば、気泡は、致死レベルの酸素濃度1.4%の酸欠気泡であることが明らかになっています。

外環ネットは、この事態を受けて、2020年3月12日、霞が関の国土交通省を訪問して国土交通大臣に対する抗議・要求文を、道路局高速道路課より大臣あてに届けるよう要請しました。抗議・要請内容は「東京外環、3回も繰り返された(酸欠ガス)漏気事件に抗議する!〜国土交通省は、説明責任を果たせ・陳謝せよ・工事を止めよ〜」とし、今回の野川での漏気事件のより詳細な説明の即刻公表、これまでの虚偽説明に対する謝罪、工事中止を求めました。
詳細は、以下をご覧ください。

20200312_Kougibun_DSC03657.jpg 
国土交通省道路局高速道路課(左)に外環ネット(右)が抗議・要求文を手交

以下は、その緊急抗議・要求文です。

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2020年3月12日

国土交通大臣 赤羽一嘉 様
[写] 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所長様
[写] 東京外かく環状国道事務所 計画課長 木本悠太様
東京都知事 小池 百合子 様
[写] 東京都建設局 三環状道路整備推進部長様
中日本高速道路株式会社 代表取締役社長 宮池 克人 様
[写] 中日本高速道路株式会社東京支社 東京工事事務所長様
東日本高速道路株式会社 代表取締役社長 小畠 徹 様
[写] 東日本高速道路株式会社 関東支社 東京外環工事事務所長様

外環ネット

東京外環、3回も繰り返された(酸欠ガス)漏気事件に抗議する
〜国土交通省は、説明責任を果たせ・陳謝せよ・工事を止めよ〜


東京外かく環状道路の本線シールドトンネル工事で、3月7日に調布市の野川において、またまたシールドマシン掘削に使用される圧縮空気が大深度地下から野川水面に漏出する事件が発生しました。この事実は住民によっても視認され、国・事業者による一報が昨日3月11日に公表されました。

今回の漏気の原因は、住民がこぞって反対する気泡シールド工法による掘進を、地層が北多摩層から東久留米層にかわる地点において、3月2日から再び強行した結果であり、住民の安全安心に対する国・事業者の軽薄な危機感の現れと言わざるを得ません。

同様のガス漏出事件は、2018年5月〜7月、世田谷の野川に致死酸素濃度の酸欠空気を噴出させ、2019年8月には練馬・大泉ジャンクションの白子川等において酸欠空気を漏出させた事件に続いて今回で3度目であります。これらの事実に対しては、重大な失態を繰り返していると言わざるを得ず、断じて許されるものではありません。

国・事業者は、繰り返される漏気発生および酸欠空気発生の機序をデータに基づいた科学的説明をしえないままに、周辺環境には影響がないとの気泡シールド工法の安全神話を品位なく繰り返し、住民に対する説明責任を全く果たしていません。住民の納得のいく客観的説明を重ねて求めます。

従前、国・事業者は、漏気が抑制できる手段があるかのように説明してきましたが、ここにきてそれが不可能であり、地層を含む地中の状態次第で、漏気の完全抑制が不可能であることを、「添加材に気泡を用いた掘進は、空気の通り道等により漏気の可能性はある」と認めました。

ガス(空気)を使わない工法(泥土加圧シールド工法)は今回使用のシールドマシンでの実績が既にあるにも関わらず、地中・地表部への(酸欠)漏気が抑制しえない気泡シールド工法を住宅密集地の真下で使用することなど言語道断です。国・事業者は、これらの事象が大深度法に違反すること、今後において同じ失態を繰り返すことは許されないことを反省・自覚すべきです。

今回の野川での漏気事件のより詳細な説明を即刻公表すること、およびこれまでに国・事業者が行ってきた虚偽の説明に対する謝罪を求めるとともに、気泡シールド工法による地中・地表部への影響および住民の生命・財産に対する危険性を素直に認め、直ちに工事を中止することを改めて強く要求します。
以上
問合せ先:省略
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2020年03月05日

イベント情報(2020年3月〜5月)

外環関係その他のさまざまな動きの直近のお知らせです。

*****2020年5月のイベント情報 *****

お知らせ:5月27日(水)東京外環道シールドトンネル工事差止仮処分命令申立

お知らせ:東京外環道訴訟第8回口頭弁論再び期日変更
    変更前:5月27日(水)
    変更後:9月9日(水)14時 東京地裁103号法廷
*コロナ禍により、3月24日から5月27日に期日変更になったが、再び変更

*****2020年4月のイベント情報 *****

東京外環青梅街道インター事業認可取消訴訟口頭弁論
    変更前:4月27日(月)
    変更後:期日未定
 
*****2020年3月のイベント情報 *****

東京外環道訴訟第8回口頭弁論の期日変更
    変更前:3月24日(火)
    変更1:5月27日(水)
    変更2:9月9日(水)14時 東京地裁103号法廷
      
 
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2020年02月21日

2月19日 外環国道事務所計画課長に工事中止を申入れ、抗議文(以下に全文)を手渡す

住民の生存権・財産権を危険にさらす気泡シールド工法による掘進強行に抗議し、工事中止と、工法や酸欠ガス噴出問題の説明会開催を強く要求する

[1]これまでの経緯
(1)昨年9月、11月の白子川気泡問題申入書に、また、督促状にも事業者は無回答

 外環ネットは、2018年の世田谷区の野川に続き、2019年8月に練馬区大泉の白子川に改良された気泡シールド工法でも再び地上に酸欠空気を漏出させたことについて、「白子川に発生した気泡問題に関する申し入れ」を9月に、「白子川に発生した気泡問題に関する申し入れ(その2)」を11月に事業者に送付しました。
 しかし、事業者は、度々の督促にも無回答のまま、オープンハウスの一会場(本宿小)だけで早口で一部回答したが、時間切れ。住民からの読み上げ文書提出要求にも応じないという、不誠実極まりない対応に終始しました。

(2)2月19日に国道事務所訪問を通告
 そこで、外環ネットは、回答を求めて外環国道事務所を2月19日に訪問すると通告しました。
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2020年2月17日
国土交通省 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所
計画課長 木本 悠太 様
外環ネット
前略
 早速ですが、当方より国・事業者に対する白子川に発生した気泡問題に関する申入れに関して、貴殿に2月11日付けの文書で、2月19日に貴国道事務所にお伺いするので、本宿小学校(2月6日開催)のオープンハウスにおいて東日本高速道路株式会社外環トンネル北工事区の山岸睦功工事長が読み上げた住民への回答メモを直ちに公開し、その写しの提供と内容説明を実施することを求めました。
 (中略)上記の山岸氏が読み上げたメモはすでに存在していることに鑑み、当初の予定を変更することなく2月19日(水)の午後1時30分に貴国道事務所に伺うことといたしますのでその旨通知いたします。
 つきましては、下記の点よろしく準備の程お願いいたします。
草々
1)山岸氏が読み上げたメモの写しを準備し、提供すること
2)その内容を説明すること

  貴殿が不在の場合は、貴殿に代わる方に説明をお願いいたします。
以上
問合せ先:省略
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[2] 2月19日北野常設会場で説明の場がようやく実現したが、途中で時間切れ、継続へ。不誠実さに抗議と説明会開催要求文を手渡す
 上記の訪問通告に対して、ようやく北野常設会場で1時間だけ申入書に回答すると初めて返事がきました。
 しかし、住民側の参加しにくい会場選定で、しかも明らかに不十分な時間設定のため、極めて中途半端なまま終了せざるを得ず、最後に、ここに至るまでの事業者の不誠実極まりない対応に強く抗議するとともに、次回説明の場の速やかな設定を含む次の要求を行いました。
「本日の説明は、私たちの度々の説明要求に比して微量の回答に過ぎず、説明責任を果たしているとは全く言えない。東名北工事における気泡シールド工法による掘進を中止し、大泉南工事における掘進計画を中止し、私たち住民が求める説明会を開催の上、十分信頼できる客観的データに基づく科学的、合理的説明を行い、安全、安心が確保されたと住民が納得するまで住民の質疑に回答し続けることを、強く要求する。」
20200219_Kitano_Kougi2t_DSC02189.jpg
外環ネット(写真中央・左)から抗議・要求文を3事業者(写真右)へ(右奥:NEXCO東日本 山岸氏、右中:外環国道事務所計画課長 木本氏、右前:NEXCO東日本 千国氏)

[3] 2月19日提出の抗議文
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2020年2月19日

国土交通大臣 赤羽一嘉 様
[写] 関東地方整備局 東京外かく環状国道事務所長 様
[写] 東京外かく環状国道事務所 木本計画課長様
東京都知事 小池 百合子 様
[写] 東京都建設局 三環状道路整備推進部長様
中日本高速道路株式会社 代表取締役社長 宮池 克人 様
[写] 中日本高速道路株式会社東京支社 東京工事事務所長様
東日本高速道路株式会社 代表取締役社長 小畠 徹 様
[写] 東日本高速道路株式会社 関東支社 東京外環工事事務所長様
外環ネット

住民の生存権・財産権を危険にさらす気泡シールド工法による掘進強行に抗議し、工事中止と、工法や酸欠ガス噴出問題の説明会開催を強く要求する

東京外かく環状道路本線シールド工事により、2018年5〜7月、野川に酸素濃度の極端に低い酸欠空気を漏出させ、2019年8月には、練馬・大泉ジャンクション白子川において、改良された気泡シールド工法でも再び地上に酸欠空気を漏出させました。

2019年9月20日付「白子川に発生した気泡問題に関する申し入れ」、および11月1日付「白子川に発生した気泡問題に関する申し入れ(その2)」を貴方に郵送し、文書回答期日を2か月〜4か月経過しても無回答、督促電話にも出ず、2020年1月23日付の回答を求める督促状にも未だ無回答です。

一方、オープンハウスで回答・説明するとのことだが、2月6日の本宿小学校での状況が示すとおり、十分な時間が確保できるものでなく、また早口で読み上げ始めた回答メモのコピー要求に応じません。
また、2020年1月16日付「気泡シールド工法による掘進中止の申入書」を送付し、東京外かく環状道路のシールドトンネル工事では、住民にとって安全であることが客観的科学的に説明されていない空気使用の掘進工法(気泡シールド工法)を直ちに中止するよう要求してきました。

しかし、貴方は、2月5日から9日にかけての外環オープンハウスの3会場における毎時10分からの問題点に触れない説明(5日の1回目は質疑応答さえも拒絶)だけで、他の掘進方法が可能であるにも関わらず気泡シールド工法による掘進を狛江・調布市域の東久留米層から強行することを表明されました。
 
本日2月19日のこの説明の場に至るまでの貴方の不誠実な対応に強く抗議するとともに、本日の説明は、私たちの度々の説明要求に比して微量の回答に過ぎず、説明責任を果たしているとは全く言えません。また、上記のようにオープンハウスの会場ごとで沿線住民対応に差別的ともとれる対応がなされていることにも強く抗議します。

 東名北工事における気泡シールド工法による掘進を中止し、大泉南工事における掘進計画を中止し、私たち住民が求める説明会を開催の上、十分信頼できる客観的データに基づく科学的、合理的説明を行い、安全、安心が確保されたと住民が納得するまで住民の質疑に回答し続けることを、強く要求します。

以上
問合せ先:省略
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「外環道トンネル工事の工法説明会を調布市で開催しないことに対する抗議声明」野川べりの会他

 野川べりの会と調布・外環沿線住民の会は、2月9日オープンハウス会場(調布市立滝坂小学校)において、調布市域の地層から気泡シールド工法を強行する事業者に抗議声明を手渡し、人命を軽視し、説明責任を果たさない国、ネクスコに強く抗議し、2月末に調布市域で採用する工法の安全性に関する説明会を直ちに開催するよう要求しました。
20200209_takisaka2s.jpg 

 以下は、その抗議声明です。
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2020年2月9日

国土交通省 関東地方整備局
東京外かく環状国道事務所 計画課長 木本悠太様
中日本高速道路株式会社 外環東名北工事区工事長 佐野昌嗣様
東日本高速道路株式会社 外環トンネル南工事部工事長 佐藤龍利様

野川べりの会
調布・外環沿線住民の会


外環道トンネル工事の工法についての説明会を調布市で開催しないことに対する抗議声明


 2018年5〜6月、野川に酸素濃度の極端に低い酸欠空気を漏出させ、2019年8月には、練馬・大泉ジャンクション白子川において、改良された気泡シールド工法でも再び地上に酸欠空気を漏出させました。現在、世田谷区では気泡を使わない工法で掘進中ですが、間もなく進入する調布・狛江市域では住宅地で初めて、安全が証明されていない気泡シールド工法が採用されます。

 酸欠空気が地層の隙間をぬってどこにでも出る可能性は否定できず、その空気は一呼吸しただけで生命に関わる危険なものです。特に地下室・古井戸といった閉鎖空間に酸欠空気が滞留するリスクがあるため、現在、各家庭に地下室や井戸がないか聞き取り調査を行っています。これが危険な工法であることの何よりの証拠です。

 私たちは、酸欠空気を出さず、地上に何ら影響を及ぼさない工法であることをデータで示し、住民の疑問に丁寧に答えるよう、説明会開催を事業者に繰り返し強く求めて参りました。調布市議会においても、2018年9月「外環道路工事で野川に発生した気泡問題に関する住民説明会の開催を求める意見書」を国に提出し、また調布市からも再三に亘り、調布市域の工法に関する説明会を、オープンハウスとは別に開催するよう要望してきました。

 しかし、こうした要望は一切無視され、本日、事業者はオープンハウスの場で、毎時間ごとに一方的な説明を行い、『地上に酸欠空気を出す』という気泡シールド工法の重大な問題点には一切触れないまま、説明したという既成事実だけを残して工事を進めようとしています。

 地上への影響をどのように抑制するのか、ごく微量の酸欠空気とは注入した気泡の何パーセントにあたるのかなど、安全の根拠となるデータを示さなければ到底納得できるものではありません。このような不誠実な対応では、自分の家の下に勝手に巨大なトンネルを掘られる住民は、この工事の安全性を信頼することなどできません。

 これまで世田谷区、練馬区では、掘進計画についての住民説明会を、それぞれ2日に亘って行いました。工法が変わる調布市・狛江市の住民に対して説明会を行うのは当然のことです。人命を軽視し、説明責任を果たさない国、ネクスコに対し、ここに強く抗議し、調布市域で採用する工法の安全性に関する説明会を直ちに開催するよう、重ねて強く要求します。

 調布市域へのシールドマシン進入を今月末に控え、遅くとも1週間以内(2月16日まで)のご回答を宜しくお願いいたします。
以上

連絡先:省略

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